長崎県新上五島町に海洋研究施設「渡辺オイスター研究所 マリンリサーチセンター」の開設を進めております。弊社は、牡蠣肉より抗酸化物質3,5-dihydroxy-4-methoxybenzyl alcohol(DHMBA)を発見するなど、牡蠣の機能性研究のトップランナーとして、長年、邁進して参りました。
さらに、人々の健康作りに貢献するに値する、より本格的な研究を行うためには、海に近い環境での研究が必要不可欠と考え、この度、「マリンリサーチセンター」開設の運びとなりました。このマリンリサーチセンターの開設により、DHMBA研究の深化や、さらには牡蠣の未知の機能性の解明へと繋がる研究が進むことを確信しております。
マリンリサーチセンターは施設正面から約30mの間近に海が広がる立地に開設いたします。海洋研究施設においては、牡蠣の生態・生理に関する研究に加え、フィールド調査の一環として、海洋プランクトンのサンプリング調査など、様々なプロジェクトや研究計画が本格的に始動いたします。「人間性豊かな健康文化の創造で人々の幸せに貢献いたします」との企業理念を実現するための学術研究を、このマリンリサーチセンターを通して、さらに進めて参ります。今後の新しい研究成果にご期待ください。