「中国医学と西洋医学の結合・止揚は、生命全体をより深く把握し、より良い健康生活の創造に多大な貢献をもたらす」との理念のもと、当社は中国医学と西洋医学の結合の先駆的役割を果たしている中国・北京大学病院と学術交流を行ってまいりました。また最先端の研究を行う国内医療機関でエビデンスの構築と蓄積を真摯に行っています。
1998年、北京大学教育貢献賞授与式が北京大学にて行われ、北京大学馬樹孚副学長から社長渡邉へ感謝状と盾が授与されました。同賞は、北京大学への教育貢献に対する深い感謝と友誼の証です。当社も、北京大学への未来にわたる深い友誼を心より誓いました。
当社と北京大学病院は、1991年より共同研究を行い、また6篇の共同論文も発表してきました。これらの学術交流活動が評価を受け、社長渡邉が2000 年12月に北京大学病院の学術顧問(カキ研究)、2006年8月には保健医学学術顧問に招聘されました。
2004年7月、北京大学病院院長御一行来日ワタナベオイスター特別講演会の席上、会長渡邉富雄に対し、北京大学病院より“健康栄誉賞”が贈られました。
「日本で初のカキ肉エキス錠の開発に成功し、人々の健康に貢献した功績を称える」との内容で、60年以上に渡るカキの研究、また北京大学病院との長年の交流に対し、張宏印院長より感謝の意とともに証書が授与されました。
2006年8月、北京大学において、当社と北京大学病院との学術交流15周年を記念して、北京大学林久祥副学長、北京大学病院張宏印院長出席の中、「第1回保健医学学術交流会」を開催。新たな学術協定の調印式を行いました。
2010年8月、新しく落成された北京大学病院において、北京大学病院張宏印院長、北京大学病院王慧芳前院長出席のもと「第2回中日保健医学学術交流会」を開催。この席上、張院長を当社の学術顧問に招聘し、今後の学術交流のさらなる発展を誓い合いました。王前院長には、長年の当社へのご尽力に対し感謝の意を込めて、感謝状をお贈りさせていただきました。
また、新北京大学病院落成を祝し、当社との永年にわたる友誼の証と感謝の意を込めて、桜の木を15本植樹・贈呈させていただき、同日に桜植樹記念碑の除幕式が開催されました。北京大学病院から当社への御礼として桜植樹記念碑を建てていただき、記念碑には張院長直筆で当社との永遠の友誼の証が刻まれています。
「櫻花長開、友誼永存」
日本渡边牡蛎研究所赠送北京大学医院樱花树纪念
2010年8月27日
「桜花の如く、友誼は永遠なり」
日本渡辺オイスター研究所より北京大学病院に贈呈された桜の植樹記念として
2010年8月27日
2011年9月、北京大学病院講堂にて、北京大学病院の医師・看護師、静岡県立大学薬学部武田厚司教授及び日本で活躍される薬剤師、そして当研究所との同学術交流会が開催されました。
講演内容「必須微量金属と脳機能(武田厚司教授)」、「カキ肉エキスにおいて発見された新規抗酸化物質の精製、同定、化学合成と抗酸化能に関する研究(渡邉貢博士)」、「閉経期女性に対するワタナベオイスターの臨床と骨吸収作用の影響について(周広華副院長)」、「子宝相談における栄養療法 ワタナベオイスターの必要性(歳森 三千代先生)」と充実したものとなり、意義深い学術交流会となりました。
2013年10月 中国杭州、浙江大学動物科学学院にてシンポジウム「Marine and Natural Products for Health Science
2013」が開催され、社員研修として、全社員が参加しました。
社長 渡邉貢が「CHARACTERIZATION OF AN ISOLATED NOVEL ANTIOXIDANT EXTRACTED FROM CRASSOSTREA
GIGAS」との題で基調講演を行い、当社 学術部 福嶋、上間が口頭発表を行いました。